話題のデザイナーズお香立て”YOKOU”を手掛ける新進ユニット「bon.」始動!
話題のデザイナーズお香立て”YOKOU”を手掛ける新進ユニット「bon.」始動!
新進クリエイティブユニットの「bon.」共同代表の瀧澤 光さんに最新プロジェクトについての想いを伺いました。
— 瀧澤さん —
「初めまして、クリエイティブユニット 【 bon. 】です。
私達は「平凡な毎日に『ちょうど欲しかった』を。」をコンセプトに、工業デザインを行っている新米のデザインチームになります。」
新進クリエイティブユニット「bon.」として様々なプロジェクトを立ち上げる中、最初のプロダクトラインとして手掛けたのは金属製お香立て「YOKOU」。
現在、クラウドファンディング「Makuake」にて受注生産するプロジェクトを展開中!
今回、本プロジェクトの展開について、BREW TIMES ® がサポートさせて頂いたご縁で、特別にいち早く「YOKOU」を体験させて頂きました!
BREW TIMES ® 編集部のお香好きなスタッフも「こんなのお香立てが欲しかった!」と太鼓判。
色は落ち着きのある「Brown」、清潔感のある「Silver」、シックな、「Black」の3色展開。
BREW TIMES ® 編集部スタッフ愛用のハードウェアと並べて。
スタイリッシュなデザインで、手持ちのガジェットとも統一感を演出できます。
削り出しの重厚さが心地よく、大きすぎずちょうど良いサイズ感で場所を選びません。
今回のプロジェクトは「自分たちの知識と技術で何かユーザーに直接価値のあるものを作って、皆に使ってもらいたい。」そんな想いを持った金型製造/設計を行っている「MOSOProduct」さんを知人から紹介されたのが始まりだった、と語る「bon.」共同代表の瀧澤さん。
— 瀧澤さん —
「私達【 bon. 】としては、日常の底上げになるような物を提案したい。
でも、実績の無い僕らの話なんか聞いてくれるのだろうか…
そんな不安のまま「MOSOProduct」の今野さんとお話ししたところ、
「金型という枠にとらわれずに、とにかく全力でやってみよう!」という話しになり、
一緒に考え、話し合い、お互い協力し合ってようやく形になってきました。」
いい香りと煙、灰が散っていく様でリラックスや集中できるお香。
しかし、 灰が散らばったり、お香立てに残った灰が汚く見えてしまったり、、
片付けもめんどくさい…
そんなお香を手間なく綺麗に楽しめるお香立て
それが “YOKOU<ヨコウ>” です。
お香の灰の中には火種が残っている場合があり、散ったり舞ったりすることで火事になったケースも。
手間がかかる上に危険なお香は、日常に少し取り入れにくいものとなっていました。
「灰が周りに散らばらず」
「毎回の片付けも必要なく」
「掃除もしやすく」
「安心してどこでも使いやすい」
そんなお香立てがあればもっと日頃から気軽にお香が楽しめるのに..
この想いを叶えるために今回のまったく新しいお香立てが生まれました。
お香シーンのモヤモヤを解決したYOKOUの魅力をご紹介します。
YOKOUはお香の灰がそのまま蓋の穴に落ちるように設計されています。
そのため、灰が周りに散らばりにくく、視覚的にも見えづらい構造となっています。
灰の中に残った火種が飛ばされたことによる火事も防ぐことができ、安全に綺麗にお香を楽しむことが出来ます。
灰が自然にスリットに入りつつ、周りに散らばらないお香の角度を研究。
よく使われることの多いお香のサイズから「周りに灰が散らず、スリットへ落ちる角度」を複数の実験により見つけ出しました。
内部にはお香10本分程度の灰を溜められるため、毎回の片づけは不要です。
もちろん、内部に溜まった灰も風がほとんど中へ入り込まないため舞い上がってしまうことはありません。
蓋と本体でお香を挟みこむ構造のため、「燃残りがお香立ての穴に残って取り出せない」ようなこともありません。
蓋を上から押すことで持ち上がるので、燃え残りを取り除けば次のお香をセットできます。次のお香や、YOKOUの蓋で取り除けば手を汚さずに燃残りを除去できます。
灰が多くなってきたら蓋を持ち上げてすぐに捨てられます。
慣れてきたら片手でも可能です。
YOKOUにはショットブラストという表面を半光沢にする加工を施しています。
そのため、表面には目に見えない小さな凹凸がいくつもあり、お香立てについてしまう茶色いヤニも、洗剤も必要なく水洗いだけで簡単に落とすことが出来ます。アルミ素材のため、水洗いしても錆びることはありません。
使用できるお香の長さは短寸(約14cm)まで対応可能。太さは3mmまで使用できます。最近見かけることの多いミニ寸(約9cm)で少し太いお香も問題無く使用できます。
※お香の形状は芯の無い、お線香タイプをお使いください。
※風がお香立てに当たっている環境では灰が穴に入らず、蓋の上に乗ってしまう場合もあります。その場合はお香が刺さっていない状態で本体を左右に振れば蓋の傾斜に沿って穴に落ちます。
YOKOUはアルミの中でも傷がつきにくい「A6063」という合金の塊を、1つずつ回転する刃物で削って作り出しています。
この製造方法は、1度にたくさんを作ることができず、1つ作り出すのに多くの時間と手間が必要になります。
ですが、この手間の掛かる工法だからこそ、上質なアルミの特性である「丈夫さ」「軽さ」を引出し、YOKOUの「精密な作り」を実現しています。
高級感のあるアルミ素材と、極限までシンプルな設計にすることで、和室、洋室などのどんなインテリアにもマッチしやすいシンプルで癖の少ないデザインを実現。
お香を使いたくなるシーンで使いやすいアイテムへ仕上げました。
灰が散らからず必要最低限のサイズ感のため、リビングはもちろん、狭い玄関棚や灰で汚したくない机の上にも置きやすい、日常に寄り添うお香立てになりました。
重さも220gと、よく見る缶コーヒー程度の重さなので好きなところへ持って移動しやすくなっています。
YOKOUは約半世紀以上にわたり医療機器、工作機械、光学機器関連など精密さを高く求められる部品を製造してきた埼玉県の町工場「栗原精機」さんにより製造しています。
マシニングセンタと言われる最新の切削機器と職人の技術により、アルミの塊から1つ1つ削り出すことでYOKOUは実現しています。
高性能マシンと、それを動かす熟練職人がいるからこそ完成させることが出来ました。
— 瀧澤さん —
「私たち【 bon. 】としては、日常の底上げになるような物を提案したい。
でも、実績の無い僕らの話なんか聞いてくれるのだろうか…
そんな不安のまま「MOSOProduct」の今野さんとお話ししたところ、「金型という枠にとらわれずに、とにかく全力でやってみよう!」という話しになり、一緒に考え、話し合い、お互い協力し合ってようやく形になってきました。」
— 瀧澤さん —
「通常、金型製造は「設計」「製造」「仕上げ」といった工程に分けられ、分業されています。
ですが、「MOSOProduct」さんでは一貫して行っているため、多方面からの検討が可能です。
そのため、0.01mmの世界で問題無く機能しつつ、無駄のない設計でYOKOUは実現しました。
3DCADや機構サンプルを何個も作成し、動作検証を重ねて完成することができました。」
企画が決定し、プロジェクトが進むにつれて金属加工製品を製造している栗原精機さんにサンプルを共創。
そして、ギフト・ショー春2024第15回LIFE×DESIGNで展示したところ
高い技術力とマーケット訴求力が評価され、見事「ベスト工場賞」を受賞しました!
こうして、栗原精機さんも仲間に加わり、今回は3社コラボで「Makuake」に望みました。
— 瀧澤さん —
「私たち【 bon. 】は 「YOKOU」 を制作するために、デザイン・仕様を実現できるよう、プロジェクトを誠心誠意進めています。ぜひ応援よろしくお願い申し上げます!」
本プロダクトの先行受注生産として、2024年8月末まで「Makuake」にてクラウドファンディング実施中です。
一般販売に先駆けていち早く手にするチャンスをお見逃しなく!!
※ 開発中の工程において、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。予めご了承ください。
※ このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2024年08月30日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立します。詳しくは「Makuake」ページをご確認ください。
【公式サイト】heybon.jp
【公式X(旧Twitter)】@heybon_jp
【公式Instagram】@heybon_jp
【公式YouTube】@bon._japan
瀧澤 光 / Hikaru Takizwa
住宅用建材メーカー、デザイン事務所を経てフリーランスとして活動。プロダクトデザインをはじめ、新製品開発の企画立案やパッケージやWebデザイン、ブランディングも手掛ける。
田村 開 / Mirai Tamura
住宅設備メーカーの社内デザイナーとして、製品デザインに携わりつつ、クリエイティブユニット「bon.」にてジャンルを問わず幅広くデザイン活動を行う。
“平凡な毎日を じっと見つめて観察し、 モヤモヤを発見して、 解決策を考える。
そこにデザインを添えて、 「ちょうど欲しかった」 を届ける。”